はじめて広州にある宏福中医診療所に行った時のことを書きます。
広州中医薬大学で趙先生に紹介され邦里国際医療団に入ることとなりました。
経理・通訳の張さんに案内され宏福中医診療所・老中医師の李先生と出会いました。
李先生は出会ってすぐに
ものすごい勢いで中医入門の話をしてくれました。
非常にびっくりしてしまい、
李先生が大きい声で発音も聞き取れず、
初対面でまだ中医理論も知らない段階で、
ものすごいスピードで話すものだから
どうしていいのか分からなくて混乱してました。苦笑
内容は確か……
・弁証論治のこと
・人によって体質が違うこと
・陰陽五行
についてだったと思います。
中でも印象的だったのは
「中医は人の心・身体の平均・平衡をつくることを大事にする。」
という点でした。
要は陰陽太極図の状態です。
この状態が身体も心もバランスが良い状態です。
そしてこの出会いから本格的に宏福中医診療所で中医のお勉強をすることとなります。
主に中医基礎は常勤・老中医師の李先生。
中医臨床は非常勤・中医大学教授の趙先生。
宏福中医診療所には私と歳の近い李冬、莫、烑と3人の若手中医師もいて
李先生、趙先生の話に付いていけなかったら、
彼らに教えてもらったり、
一緒に勉強したり、下らない話をしたり。
そして有難いことに日本語通訳の張さん、娜琴もいたので分からない中国語・中医用語を聞ける環境もあり
本当に皆様にお世話になりました。
中国語が分からず何度もくじけそうになりましたが彼女たちが支えてくれたから今の私があります。
皆でバカ騒ぎしたり、ご飯食べたりしたのはいい思い出です。
日本にいる今はリモートで話しますが、たまに会いに行きたくなります。
コロナが落ち着いたら真っ先に会いにいきたいなぁ…